everling(エバーリング)は楽に稼げる?口コミと評価を調査

結論
「everling(エバーリング)」は、「スマホをタップするだけで稼げる」「月収60万円も可能」と謳う副業案件です。しかし、その実態は具体的なビジネスモデルが不明瞭であり、登録者の個人情報を収集し、他の悪質な副業紹介業者に横流しする「オプトインアフィリエイト」の入り口である可能性が極めて高いと判断されます。
**「本当にラクに稼げるか」という問いに対しては、「広告通りの収益は期待できず、稼げる可能性は極めて低い」**と言わざるを得ません。
「悪質ではないか」という問いについては、特定商取引法に基づく表記がサイト上に一切見当たらないという法的な透明性の欠如から、関わる際には細心の注意が必要な案件であると結論付けます。
目次
•概要:「everling」の具体的な内容と宣伝文句
•実態:登録後の流れと「オプトインアフィリエイト」の仕組み
•評判・口コミ:なぜ「稼げない」「怪しい」と言われるのか
•運営会社情報:特定商取引法に基づく表記の検証
•同様の副業との比較と考察
•対策:副業を選ぶ際の注意点
•まとめ
概要:「everling」の具体的な内容と宣伝文句
「everling(エバーリング)」は、主にSNS広告を通じて集客が行われている副業案件です。
<主な宣伝文句>
•月収60万円〜100万円も可能
•スマホをタップするだけで稼げる
•初心者でも安心
•1日5分で稼げる
これらの謳い文句は、手軽さや高収入を強調していますが、「どのような仕事で」「どう収益が発生するのか」という最も重要なビジネスモデルについては、登録前の段階で一切明らかにされていません。
実態:登録後の流れと「オプトインアフィリエイト」の仕組み
検証サイトの報告によると、「everling」に登録すると、具体的な仕事内容の説明はなく、複数の見知らぬLINEアカウントから次々と副業案内が届き始めるという流れが確認されています。
<オプトインアフィリエイトの仕組み> 「everling」の真の目的は、あなたのメールアドレスやLINEアカウントといった「個人情報」を収集し、それをリスト化して他の悪質な副業紹介業者に横流しすることにあります。登録者は、この仕組みにおいて「商品」として扱われてしまっているのです。
この手法は「オプトインアフィリエイト」と呼ばれ、「無料オプトイン(フリーオプト)」という仕組みを悪用し、登録者数を増やすことで報酬を得ることを目的としています。
評判・口コミ:なぜ「稼げない」「怪しい」と言われるのか
「everling」に関する口コミや検証サイトの評価は、否定的な内容が多く見られます。
<口コミに見られる声>
•「登録したが、結局は迷惑LINEが次々と届くだけだった」
•「具体的な仕事内容が不明瞭で、信用できなかった」
•「高額な情報商材やコンサルティングを売り込まれた」
【考察】 「everling」は、具体的なビジネスモデルや収益の根拠を隠しているため、信頼性や透明性に欠ける点が指摘されています。また、「誰でも簡単に高収入」という誇大な広告は、特定商取引法で禁止されている不実告知に該当する可能性があり、消費者トラブルに発展しやすい構造であると言えます。
運営会社情報:特定商取引法に基づく表記の検証
検証サイトの報告によると、「everling」の公式サイト(ランディングページ)には、「特定商取引法に基づく表記(特商法)」が一切見当たらないとされています。
【考察】 特定商取引法は、私たち消費者を悪質な事業者から守るために、事業者に対して氏名(名称)、住所、電話番号などの表示を義務付けている法律です。この表記がないということは、「私たちは法律を守る気がありません」「何かトラブルがあっても連絡先を明かしません」と公言しているのと同じであり、その時点で信頼性はゼロと言い切れます。
同様の副業との比較と考察
「everling」は、先に検証した**「リモマイル」や「bazself(バズセルフ)」など、「無料オファー」**を装って集客し、その後、高額な情報商材やツールを販売するという手口の案件と構造が酷似しています。
<共通する危険な特徴>
1.具体的な仕事内容の不明瞭さ
2.特定商取引法に基づく表記の不備(または存在しない)
3.高額な初期費用やツール代の請求
対策:副業を選ぶ際の注意点
「everling」のような情報が不透明な案件に惑わされないために、副業を選ぶ際は以下の点に注意してください。
1.特定商取引法に基づく表記を必ず確認する: 法人名、所在地、電話番号が明確でない案件は、即座に避ける。
2.具体的な作業内容と収益の根拠を確認する: **「スマホをタップするだけ」といった抽象的な表現ではなく、「どのような仕事で」「どう収益が発生するのか」**を明確に説明できる案件を選ぶ。
3.「完全無料」という言葉を鵜呑みにしない: 無料オファーの裏には、高額な情報商材やツールの販売が控えている可能性を常に疑う。
まとめ
「everling(エバーリング)」は、誇大な宣伝文句と運営元の不透明さ、そして特定商取引法に基づく表記の欠如という点から、非常にリスクの高い案件であると結論付けられます。
「月収60万円」という甘い言葉に惑わされず、個人情報の取り扱いや法的な透明性を冷静に判断することが重要です。関わる際には細心の注意が必要な案件と言えます。
