jp multibank groupは楽に稼げる?口コミと評価を調査

結論

jp multibank groupは副業や投資として「楽に稼げる」というような宣伝を行っていますが、実態は完全な詐欺組織です。SNSからLINEグループに誘導し、架空の仮想通貨取引所に登録させて高額な入金を要求、その後出金できなくするという手口を使用しています。「金子源太」などの名前を使用する担当者も確認されていますが、実在する人物かは不明です。この組織には特商法の記載がなく、金融庁への登録も確認できません。被害額は数百万円から1000万円を超えるケースもあり、絶対に関わってはいけない悪質な詐欺です。

目次

  1. 概要
  2. 口コミ情報
  3. 評判
  4. 運営会社情報
  5. JP Multibank Groupの詐欺手口
  6. 類似詐欺グループについて
  7. 対策
  8. まとめ

概要

jp multibank groupは、「副業で簡単に稼げる」「投資で確実に利益が出る」などと謳い、SNSやLINEを通じて勧誘活動を行っている組織です。しかし、実態は仮想通貨(暗号資産)を題材とした投資詐欺であり、「元本保証」「絶対に儲かる」などと称して高額な資金を振り込ませた後、出金を拒否するという手口を使っています。

勧誘は主にSNSから始まり、興味を示した人をLINEグループに誘導し、架空の仮想通貨取引所への登録を促します。そこで高額な資金を振り込ませ、一時的に利益が出ているように見せかけますが、実際に出金しようとすると「口座凍結」「規約違反」などの理由をつけて拒否し、さらに「凍結解除のための証拠金」などと称して追加の入金を要求するのです。

口コミ情報

jp multibank groupに関する口コミ情報を調査したところ、被害に遭った方々からの深刻な声が多数確認できました。

ある被害者は、「仮想通貨投資で910万円振り込んだが、出金時にさらに392万円の証拠金を要求された」と報告しています。この方はJP MultiBank Groupの「金子源太」という人物から勧誘を受けたとのことです。

また別の被害者は「投資詐欺で貯蓄1000万円を失い、さらに借金100万円まで作ってしまった。マルチバンクグループとアントキャピタルパートナーを称した詐欺取引集団だった」と述べています。

このような被害報告は珍しいものではなく、多くの被害者が最初に数百万円を投資し、その後も「口座凍結解除」などの名目で追加資金を要求され、結果的に多額の損失を被っています。

評判

インターネット上でのjp multibank groupの評判を調査したところ、肯定的な評価は一切見つかりませんでした。Yahoo!知恵袋やX(旧Twitter)などのSNSでは、jp multibank groupに関する詐欺被害の相談や警告が多数投稿されています。

Xでは「MultiBank Group Limited」の名前を使った詐欺についての警告が確認できました。この投稿では、複数の詐欺業者が同一のウェブサイトテンプレートを使用している点を指摘しています。

金融や投資に関する専門サイトでも、jp multibank groupを危険な詐欺組織として警告する記事が複数掲載されており、専門家からも「典型的な投資詐欺の手口」として警鐘が鳴らされています。

実際に利益を得たという信頼できる情報は一切確認できず、すべての情報源がjp multibank groupを詐欺組織として報告しています。

運営会社情報

jp multibank groupの運営会社情報について調査しましたが、正規の情報は一切確認できませんでした。以下に調査結果をテーブル形式でまとめます。

項目内容
会社名記載なし
運営責任者記載なし(「金子源太」など複数の人物名が使用されるが実在は不明)
所在地記載なし
連絡先記載なし(主にLINEでのみ連絡)
事業内容記載なし
特定商取引法に基づく表記記載なし
金融庁への登録確認できず

特定商取引法では、インターネットを通じて商品やサービスを提供する事業者に対して、会社名や住所、代表者名などの情報開示を義務付けていますが、jp multibank groupはこれらの情報を一切開示していません。この点だけでも非常に危険な組織であることが明らかです。

また、投資や金融サービスを提供するためには金融庁への登録が必要ですが、jp multibank groupはこの基本的な要件を満たしていません。つまり、完全に違法な組織として活動していると言えます。

JP Multibank Groupの詐欺手口

jp multibank groupの具体的な詐欺手口について詳しく解説します。彼らの手法は非常に巧妙で、多くの人が被害に遭っています。

勧誘から入金までのプロセス

  1. SNSやウェブ広告での勧誘: まず、SNSやウェブ広告で「確実に儲かる投資法」「簡単に稼げる副業」などと謳い、興味を持った人にアプローチします。
  2. LINEグループへの誘導: 興味を示した人をLINEグループやプライベートチャットに誘導し、個別に勧誘を開始します。この段階で「金子源太」などの名前を名乗る担当者が登場します。
  3. 架空の取引所への登録: jp multibank groupは独自の「取引プラットフォーム」や「専用の投資サイト」への登録を促します。これらは彼らが管理する架空のシステムです。
  4. 高額入金の要求: 「元本保証」「確実に利益が出る」などと謳い、数十万円から数百万円の入金を要求します。

出金拒否と追加請求の手口

  1. 初期の利益表示: 入金後しばらくは投資が順調に進んでいるように見せかけ、プラットフォーム上で利益が増えているように表示します。
  2. 出金拒否: いざ利益を出金しようとすると、「口座凍結」「規約違反があった」「システムエラー」など様々な理由をつけて出金を拒否します。
  3. 追加資金の要求: 問題を解決するためには「凍結解除料」「取引手数料」「税金」などの名目で追加資金が必要だと主張し、さらなる入金を要求します。実際の被害者は数百万円の追加請求を受けています。
  4. 連絡途絶: 追加資金を支払っても出金できず、最終的には担当者と連絡が取れなくなり、すべての資金を失うという結末を迎えます。

この一連の流れは、典型的な投資詐欺の手口であり、jp multibank groupは特に巧妙かつ組織的にこれを実行しています。

類似詐欺グループについて

jp multibank groupは単独で活動しているわけではなく、名前を変えて同様の詐欺を繰り返している可能性が高いことが分かっています。

調査によれば、「Mex Multibank Group」という名称でも同様の詐欺被害が報告されています。また、「BBCFX Global Limited」など、同じようなテンプレートを使用した詐欺サイトも確認されています。

これらの組織は、名前や担当者を頻繁に変更しながら活動を続け、摘発されるリスクを分散させています。jp multibank groupという名前自体が一時的なものである可能性も高く、今後も異なる名称で同様の手口による詐欺が続くことが懸念されます。

こうした詐欺グループの特徴は、いずれも特定商取引法の表記がなく、金融庁への登録も確認できないという点で共通しています。また、実在する金融機関の名前を騙る、または類似した名称を使用するという手口も共通しています。

対策

jp multibank groupや類似の詐欺から身を守るためには、以下の対策が有効です。

詐欺の見分け方

  1. 特定商取引法の表記を確認: 正規の金融サービスや副業案件であれば、必ず特定商取引法に基づく表記があります。これがない場合は詐欺の可能性が高いです。
  2. 金融庁への登録確認: 投資や金融サービスを提供する業者は金融庁への登録が必要です。金融庁のウェブサイトで登録業者を確認することができます。
  3. 「絶対」「確実」という言葉に注意: 投資において「絶対に儲かる」「確実に利益が出る」という謳い文句は存在しません。このような表現を使う業者は詐欺の可能性が高いです。
  4. 強引な勧誘や急かしに警戒: 「今しかない」「早く決断しないと機会を逃す」などと急かす勧誘は詐欺の特徴です。

被害に遭った場合の対処法

  1. 警察への相談: 詐欺被害に遭った場合は、すぐに最寄りの警察署または警察の相談窓口に相談しましょう。
  2. 消費者ホットラインへの相談: 「消費者ホットライン(188)」に電話することで、最寄りの消費生活センターに繋がります。専門のアドバイザーに相談することができます。
  3. 弁護士への相談: 被害額が高額の場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。多くの弁護士事務所で無料相談を実施しています。
  4. 証拠の保全: LINEのメッセージやメール、振込明細など、詐欺の証拠となる情報はすべて保存しておきましょう。

まとめ

jp multibank groupは「MultiBank Group」という実在する金融機関を騙る悪質な投資詐欺組織です。SNSやLINEグループを通じて勧誘し、「元本保証」「確実に儲かる」などと謳って高額な資金を振り込ませた後、出金を拒否するという手口を使っています。

「金子源太」などの名前を使用する担当者が確認されていますが、実在の人物かは不明です。被害者の中には1000万円以上の損失を被った方もおり、その被害は深刻です。運営会社の情報は一切開示されておらず、特定商取引法の表記も金融庁への登録も確認できません。

また、「Mex Multibank Group」など名前を変えて同様の詐欺を繰り返している可能性も高く、今後も警戒が必要です。

投資や副業を検討する際は、特定商取引法の表記や金融庁への登録を必ず確認し、「絶対」「確実」などの言葉には警戒心を持ちましょう。少しでも怪しいと感じたら、関わらないことが最善の対策です。

jp multibank groupのような詐欺から身を守るためには、正確な情報収集と冷静な判断が何よりも重要です。「楽に稼げる」という甘い言葉に惑わされず、自分の資産は自分で守る意識を持ちましょう。

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