新春特別記念くじは楽に稼げる？口コミと評価を調査

結論

「新春特別記念くじ」は、楽に稼げる副業ではなく、極めて悪質な詐欺的手法を用いた危険な案件です。総額120億円という法外な賞金額、全員当選という不自然な仕組み、個人情報の収集、そして手数料等の名目での金銭要求など、典型的な詐欺の特徴を多数有しています。この副業に手を出すことは、金銭的損失や個人情報の流出など、深刻な被害につながる可能性が非常に高いため、絶対に避けるべきです。

目次

• 概要
• 口コミ情報
• 評判
• 運営会社情報
• 危険性と被害事例
• 対策
• まとめ

概要

「新春特別記念くじ」は、インターネット上で展開されている宝くじ形式を装った副業詐欺です。総額120億円という途方もない賞金を謳い、地方創生への貢献を名目に自治体・企業・投資家の協力のもと企画されたと主張しています。

しかし、この企画に関する公的な情報や信頼できる報道は一切存在せず、SNS上でも話題になっていないという不自然な状況です。実際に登録すると、全員が2等の8億円に当選するという非現実的な結果が示され、その後、振込口座の入力や手数料の支払いを要求されるという、典型的な詐欺の手口が展開されます。

口コミ情報

「新春特別記念くじ」に関する信頼できる口コミ情報は皆無です。広告には3億円が当たったという参加者の声が掲載されていますが、これらは全て偽造されたサクラレビューであることが判明しています。

使用されている写真はフリー素材であり、名前や年齢、住所などの情報も完全に架空のものです。このような偽の口コミを使用して信頼性を装っている点からも、この副業の悪質性が明らかです。

評判

ネット上で「新春特別記念くじ」の評判を徹底的に調査しましたが、実際に現金を受け取ったという報告や肯定的な評価は一切見つかりませんでした。

逆に、詐欺的な手法を用いていることや、個人情報の悪用の危険性を指摘する声が多数確認されています。これらの評判から、「新春特別記念くじ」が信頼できない危険な案件であることが裏付けられています。

運営会社情報

「新春特別記念くじ」の運営会社情報は、特定商取引法に基づく表記で以下のように開示されています1：

このように、法律で義務付けられている重要な情報が一切公開されていないことは、極めて不透明で信頼性に欠ける運営であることを如実に示しています。

危険性と被害事例

「新春特別記念くじ」への参加は、以下のような深刻な危険性をはらんでいます：

1. 個人情報の悪用：入力した口座情報が犯罪に利用される可能性があります。
2. 金銭的被害：手数料などの名目で金銭を要求され、支払いが続くと被害額が雪だるま式に増大する恐れがあります。

実際に、類似の手口で被害に遭った事例が報告されています：

• 18回にわたり、現金や暗号資産など合計約9200万円を騙し取られた事例。
• 「3億円を送金する」というメールをきっかけに、約400万円の電子マネーを騙し取られた事例。
• 「55億円を支援します」というメールから始まり、2年間で約350回も電子マネーを購入させられ、1600万円の被害に遭った事例。

これらの事例から、「新春特別記念くじ」のような案件に関わることで、想像を超える金銭的被害に遭う可能性が非常に高いことが分かります。

対策

「新春特別記念くじ」のような詐欺的な副業から身を守るために、以下の対策を強く推奨します：

1. 突然の高額当選や支援の申し出には絶対に応じない。
2. 個人情報、特に銀行口座情報は決して提供しない。
3. 手数料や税金などの名目で金銭を要求された場合は、即座に関わりを絶つ。
4. 不審に感じたら、消費者生活センターや警察に相談する。
5. 副業を探す際は、公的機関や信頼できる企業が提供する情報を参考にする。

まとめ

「新春特別記念くじ」は、楽に稼げる副業どころか、極めて危険な詐欺的案件です。以下の特徴から、その悪質性は明らかです：

• 非現実的な高額賞金
• 全員当選という不自然な仕組み
• 運営会社情報の完全な非開示
• 偽造された口コミの使用
• 個人情報の収集と金銭の要求

このような案件に絶対に手を出さないよう、細心の注意が必要です。副業を探す際は、必ず信頼できる情報源を利用し、少しでも怪しいと感じたら即座に関与を避けることが重要です。安全で堅実な副業選びが、将来の経済的安定につながる唯一の道筋です。