LiberAIは楽に稼げる?口コミと評価を調査

LiberAI副業の実態調査:「楽に稼げる」は本当か?悪質性を徹底検証
LiberAIは「たった2時間でAIのすべてが学べる」と宣伝する無料ウェビナー形式の副業案件ですが、調査の結果、複数の懸念事項が浮かび上がりました。運営に関与する「将軍」という人物は過去に問題のある副業案件を手掛けた経歴があり、特商法の記載にも不備が見られます。無料セミナー後の高額商品への誘導パターンが想定され、副業初心者には特に注意が必要な案件と判断されます。
結論
LiberAIへの参加は推奨できません。
以下の理由により、悪質な副業である可能性が高いと判断します:
- 無料セミナー後の高額誘導の可能性が極めて高い
- 関与する「将軍」は過去に詐欺まがいの案件を複数展開
- 特商法の記載に重要な不備が存在
- セミナー内容は初歩的で実践的価値に乏しい
- 「2時間でAIマスター」は現実的に不可能な誇大表現
目次
- 概要
- 口コミ情報
- 評判
- 運営会社情報
- 関連人物「将軍」の過去実績と危険性
- 対策
- まとめ
概要
LiberAIは、AI活用による副業を学べるとして展開されている無料ウェビナー案件です。公式ページでは以下のような魅力的な特徴を前面に押し出しています。
主な宣伝内容
セミナーの特徴
- 完全無料・参加費0円での提供
- わずか2時間でAIのすべてが習得可能
- 業務効率が13倍向上するAI活用術の公開
- 年商20億円の社長によるリアル事例紹介
参加者特典
- 実用テンプレート
- 業務マニュアル
- AI副業活用ノウハウ
- 今日から使えるAIテンプレ10選
実際の流れ
参加手続きは以下のステップで進行します:
- 公式ページから「セミナー参加」ボタンをクリック
- LINEの「Liber AI【公式】」アカウントを友だち追加
- 自動送信メッセージでセミナー詳細を受信
- 専用URLからセミナー申込を完了
しかし、実際のセミナー内容は以下のような基礎的なものに留まります:
- ChatGPTでの文章作成プロンプト活用術
- AI による資料・企画書作成のテンプレ化
- AI活用成功事例の紹介
- AI副業案件受注までの流れ解説
これらの内容は、インターネット上で無料で入手可能な情報レベルであり、2時間でAIを完全習得という宣伝文句とは大きくかけ離れています。
口コミ情報
LiberAIに関する具体的な参加者の口コミは現時点で限定的ですが、類似のAI副業セミナーに関する一般的な傾向として、以下のような声が確認されています:
ネガティブな傾向
- セミナー後に高額な本講座への勧誘を受けた
- 無料部分の内容が薄く、実用性に乏しい
- 「簡単に稼げる」という話と実際の難易度に大きな乖離がある
- サポート体制が不十分で質問に対する回答が得られない
注意すべきパターン
AI関連の副業セミナーでは、以下のような展開が一般的に報告されています:
- 無料セミナー参加後、「本格的に学びたい方向け」として有料講座を紹介
- 数十万円から百万円超の高額コンサルティング契約への誘導
- 「今だけ特別価格」「先着限定」等の心理的圧迫を用いた契約促進
評判
LiberAIの評判を客観的に分析すると、以下の点で懸念が生じます:
宣伝内容の問題点
現実性に乏しい時間設定
「2時間でAIのすべてが学べる」という表現は、AIの専門性と習得に必要な時間を考慮すると非現実的です。実際にAIを副業に活用するには:
- 基本的なITリテラシーの習得
- 各種AIツールの特性理解
- プロンプトエンジニアリングの習得
- 継続的な学習とアップデート
これらの要素を総合的に身につけるには、相当な時間と継続的な学習が必要です。
業務効率「13倍向上」の根拠不明
具体的な検証方法や測定基準が示されておらず、科学的根拠に基づかない数値である可能性が高いです。
類似案件との比較
一般的な優良AI学習サービスと比較すると:
- 有料サービス: 段階的なカリキュラム、充実したサポート体制、実践的な課題設定
- LiberAI: 短時間での習得を謳う、無料での過度な特典提供、後続商品への誘導前提
この違いは、真剣にAI活用スキルを提供する意図があるかどうかの指標となります。
運営会社情報
LiberAIの運営に関する特定商取引法に基づく表記は以下の通りです:
項目 | 内容 |
---|---|
販売者名 | テラセイス株式会社 |
運営統括責任者 | 加藤隆伸 |
所在地 | 神奈川県伊勢原市東大竹一丁目13番地の4 ブルーショア湘南NEO1階 |
電話番号 | 記載なし |
メールアドレス | info@teraseisu.co.jp |
特商法記載の問題点
連絡手段の限定性
電話番号の記載がなく、メールアドレスのみでの連絡となっています。これは緊急時や即座の対応が必要な場合に適切なサポートを受けられないリスクを示唆します。
返金ポリシーの不在
返金条件や対応範囲に関する記載が確認できません。通常、サービスに自信を持つ事業者は明確な返金ポリシーを設定します。
事業内容との整合性
テラセイス株式会社は主に「在庫買取サービス」「物販代行」「コンサルティング」を事業内容としており、AI教育やセミナー事業との関連性が不明瞭です。
関連人物「将軍」の過去実績と危険性
LiberAIに深く関与している「将軍」という人物は、これまでに複数の問題のある副業案件を手掛けてきた経歴があります。
過去の関与案件
ワールドリユースシステム
- 物販関連の副業案件として展開
- 最終的に多くの参加者が期待した収益を得られず
クラファン革命
- クラウドファンディングを活用した副業として宣伝
- 実際の成果と宣伝内容に大きな乖離
Re:Born
- 新しいビジネスモデルとして紹介
- 参加者の多くが「稼げない」と感じて離脱
共通する問題パターン
これらの案件には以下の共通点があります:
- 入口の魅力化: 無料や簡単をアピールして参加者を集める
- 段階的誘導: 無料コンテンツから有料商品への自然な流れを演出
- 高額バックエンド: 最終的に数十万円から百万円超の商品・サービスを販売
- 結果の不一致: 宣伝内容と実際の成果に大きな差が生じる
LiberAIとの関連性
「将軍」の過去実績を踏まえると、LiberAIも同様のパターンで展開される可能性が高いと推測されます:
- 無料AIセミナーで参加者を集める
- 基礎的な内容で満足度を一定程度確保
- 「より本格的に学びたい方向け」として有料講座を紹介
- 段階的に高額商品への誘導を実施
対策
LiberAIのような疑わしい副業案件から身を守るための具体的な対策をご紹介します。
参加前のチェックポイント
宣伝内容の現実性確認
- 「短時間で習得可能」「簡単に高収入」等の表現は要注意
- 具体的な根拠や事例の有無を確認
- 第三者による客観的な評価情報を収集
運営者情報の精査
- 特商法の記載内容を詳細に確認
- 運営責任者の過去の活動履歴を調査
- 連絡手段の充実度をチェック
費用構造の透明性
- 無料部分と有料部分の境界線を明確化
- 最終的にかかる可能性のある総費用を事前確認
- 返金ポリシーの有無と内容を確認
参加中の注意事項
圧迫的な勧誘への対処
- 「今だけ」「限定」等の時間的圧迫に惑わされない
- 即断即決を求められても冷静に判断時間を確保
- 家族や信頼できる第三者に相談してから決定
情報の客観的評価
- 提供される情報の独自性と価値を冷静に判断
- 同様の情報が無料で入手可能かどうか確認
- 実践的な価値があるかどうかの見極め
トラブル発生時の対応
相談先の確保
- 消費生活センター(188番)への相談
- 弁護士等の専門家への相談
- 信頼できる経験者からのアドバイス取得
証拠保全
- セミナー内容や勧誘時の会話記録
- 契約書類や支払い関連書類の保管
- LINEやメール等のやり取り履歴の保存
まとめ
LiberAIは表面的には魅力的なAI副業学習機会として宣伝されていますが、詳細な調査により多くの懸念点が明らかになりました。
主要な問題点
非現実的な宣伝内容
「2時間でAIのすべてが学べる」という表現は、AIの専門性と習得に必要な実際の時間を考慮すると明らかに非現実的です。このような誇大な表現は、参加者に誤解を与える可能性があります。
関与人物の過去実績
「将軍」の過去の活動履歴から、LiberAIも同様の問題パターンで展開される可能性が高いと判断されます。無料コンテンツから高額商品への誘導という流れは、これまでの案件と共通しています。
運営体制の不透明性
特商法の記載不備や、運営会社の主事業との整合性の欠如など、信頼性に疑問を抱かせる要素が複数存在します。
推奨事項
参加は控えることを強く推奨
現時点での情報を総合的に判断すると、LiberAIへの参加はリスクが高く、期待される成果を得られる可能性は低いと考えられます。
代替選択肢の検討
AI活用スキルを真剣に学びたい場合は、以下のような選択肢を検討することをお勧めします:
- 大学や専門学校が提供する正規のAI・機械学習コース
- 実績のあるオンライン学習プラットフォーム(Coursera、edX等)
- 技術系企業が提供する公式トレーニングプログラム
- 政府や自治体が実施するデジタルスキル向上支援事業
情報収集の継続
副業や新しいスキル習得を検討する際は、複数の情報源から客観的な情報を収集し、冷静な判断を心がけることが重要です。
AI技術は確かに今後の社会で重要な役割を果たすことが予想されますが、その習得には適切な時間と努力が必要です。短期間での習得を謳う案件には十分な注意を払い、長期的な視点で学習計画を立てることをお勧めします。